「老後のお金、生活ができるのか?と不安です。老後のめどをたてたいです。」とのご要望でした。
このような相談は、最近、とても多い相談です。
「先日、銀行に行った時に、『老後の資金は夫婦2人で7000万ぐらいは必要ですよ』と言われ保険や投資信託をすすめられました」と話されました。 このように言う金融機関はとても多いです。
「7000万を用意しないと老後生活できませんよ」と言うのは、ちょっと問題です。不安をあぶる商法?とも言います。
私もブログ<老後資金の目安はいくら?(1)必要最低限は…>でもお伝えしました。本当に大事なことはその次のことなんです。
*「老後資金の本当に必要な額」を検討することです。
「もらえる年金額」「退職金など」「暮らし方(住まい)など」の情報収集をある程度して、老後資金の具体的な必要額を見積もること。そのうえで、どうしようか?と考えて行動することです。
皆さんにまずお伝えしたいことは、金融機関で聞いたことをうのみにしずに「そうなのかな?」と冷静に考えて下さいね。そしてご自身で納得してから金融機関に相談してみてくださいね。(≧▽≦)
今回は、個別相談でのお客様の声をお伝えします。
「旦那と定年後の話をしてます。本当にどうなるのか老後の生活が心配なんです」との内容でした。
今までは、夫婦2人で共働きをしてましたが、今回、奥様が仕事を辞めて再就職を探してる状態でした。夫婦ともに52歳でお子さんは自立。旦那さんは、退職したら田舎で暮らしたいと夢を語って少しずつ行動をしてる様子でした。奥様から「以前、保険の相談窓口や銀行窓口で将来のことを相談したら、いろんな保険やわけのわからないまま投資信託を契約してしまってどうしていいか困ってた」と。
いろんな話をゆっくりとしてもらい、アドバイスをさせてもらいました。
そして、嬉しいお客様の声もいただきました。
「旦那と定年後の話をしてます。本当にどうなるのか老後の生活が心配なんです」と相談がありました。
将来はどうなるのか誰も本当のことはわかりません。
ですが、今何となくわかってることを具体的に形や数字にすると少し見えてくることもあります。
目に見えるように示すと、案外、心配が減り、心が軽くなってきます。
せっかく今まで頑張って生きてきた人生、老後だからこそ、少しでも不安をなくして楽しく過ごしましょう。
そのためには、しっかりと現在の状態の確認と、予想できる未来を具体化しましょう。
二十歳のお子さんに生命保険の加入を検討されるのであれば、もう一歩踏み込んで考えてみませんか?
10年がぐらいにお金が必要なら、貯金で貯めませんか?自動引き落としの定期貯金などで。
生命保険は、病気・怪我がない時しか加入できません。若いからこそ、事故のリスク高いですし。
お子さんは、社会人になれば生命保険の知識がすぐに備わると思いますか?
生命保険の知識は、金銭教育の1つです。親御さんがお子さんに教えてあげることが大事だと思います。
親が保険をかけてあげたのではなくて、きちんと生命保険のことを教えてあげて、そして自分自身で行っていくように導いていくのがベストです。中には、親御さんが保険の契約者となり、お子さんが社会人になったら、その保険を契約者変更して渡し、お子さん本人に管理させるそんな親御さんもみえました。
私は、生命保険は一つの財産だと思っています。それぐらい大事なことです。