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老後資金の目安はいくら?(3)自営業の場合

「老齢国民年金」は、高齢になって働くことが出来なくなった時などの生活保障を補う・リスクに備えて国の社会保険制度です。原則20歳から60歳の人は国民全員、年金に加入し保険料を納めるのが義務です。

 

老齢年金は、国民全員がもらえる権利はあります。(納付により異なりますが…)

 

<自営業の人の公的年金支給額は?>

 

自営業・フリーランスの人などは、基本的にはこの国民年金となります。

(*年金上乗せ制度の国民年金基金がありますが、任意加入なのでまた別の機会にお伝えします)

 

会社員の人より、早めに老後の準備をスタートすることをおすすめします!

 

ご自身の年金見込額は、日本年機構から送付される「ねんきん定期便」で是非チェックして下さいね。

老後資金を考える時、まず最初に調べておくことがポイントです。(≧▽≦)

若い方は、「ねんきんネット」で年金額を試算できますので、一度は確認することをおすすめします。

平均的モデルの自営業の夫婦世帯で、老後の公的年金額をお伝えします。

 

夫婦とも国民年金の保険料を20歳から60歳までの40年間全て納付した方で。 

➡公的年金支給額 1ヶ月 約13万(2017年度)

 

65歳から90歳までの不足金額を考えてみると・・

 

*平均的な生活をする生活費 1ヶ月 256.000円

256.000円ー130.000円)×12ヶ月×25年=3.780万円の不足

 

*ゆとりある生活をする生活費 1ヶ月 320.000円

(320.000円ー130.000円)×12ヶ月×25年=5.700万円の不足

 

この不足金額は、自分自身で準備しなければいけません。

もっと長生きすると、これ以上に資金を用意しないといけません。長生きリスクです…。

この数字は、あくまでもモデルです。

自営業の世帯は、どうしても会社員世帯よりも大きな不足金額となってしまいます。

自営業の方は定年がないのでずっと働き続けることはできるかもしれません。ですが、体力の衰えなどから仕事が以前よりできなくなる可能性もあります。

自分の老後の生活をイメージしてその必要資金を計算してみると、ご自身に合った「老後資金(不足金額)準備目標額」がわかります。

少しでも若いうちから、将来の老後の資金準備をスタートさせてくださいね。(≧▽≦)

 

 

ブログ読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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美風 詩織

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