起業をしたいと思ったら、一番不安なのは生活が安定するかどうかではないでしょうか。起業をするためには思っている以上に多くの準備が必要です。準備を進めたつもりでも、起業後に思わぬことが生じて、生活不安におちいることは誰にでも起こる可能性があります。事業を継続していくことは、起業するよりも難しく、起業前には思いもしていなかったことに直面することもかなりあります。特に「お金」に関することはかなり多く発生します。起業しても、安定的に生活が送れるように資金計画を考えてみましょう。
起業するにあたり考えてほしいお金は3つ。
①起業資金
起業当初は思うように売上が伸びず、資金繰りに困窮することもあります。よくあるのが、開業時の資金には目が行き用意はするけど、本当に必要な運転資金を考えていなかったというパターン。家賃や光熱費、人件費が毎月必要となります。必ず月々の運転資金を概算しておき、さらにもしもの時用に予備金も準備しておきましょう。
②税金・健康保険など
退職して起業したばかりの年度は、税金・健康保険の支払いもかなり大きくなります。会社勤めから個人事業主では年金・保険制度が変わりますから要注意です。
③生活資金
前準備をしても、起業した後にも多くの点で生活不安に陥ってしまうことがあります。思い描いたように事業が進んでいけるのか、収入は得られるか、老後の生活まで大丈夫なのかなどが大きな不安として出てきます。つまり「お金」に関する問題となります。そのため、起業してからしばらく収入がない期間があるかもとして、6ヶ月、1年間は無収入でも生活ができるだけの資金を準備しておくことをおすすめします。
<起業後に生活不安に陥らないための起業する前にする準備 3つ>
①あらゆるコストを削減・見直しておくことがポイントです。
家賃・光熱費・通信費など、固定費の見直しは必須です。自宅を作業場、事務所にするというのはコスト削減のひとつです。家賃・光熱費は家事按分として経費に計上することもできますから。
②クレジットカードを作る
起業後は新規のクレジットカード審査が通りにくくなります。個人用のクレジットカードを事業用で使用すると帳簿面でも複雑になりますので、事業用のクレジットカードは事前に複数枚作成しておくのがベストです。
③人脈・人間関係
起業後になにかと助かるのが、周囲の人のサポートです。そのため、起業前から起業セミナーなどに参加することもおすすめします。経営に関するノウハウや成功者の事例などが情報収集できます。家族との関係性も重要です。自分の事業に協力してもらえるような体制を作っておくと、起業後になにかとサポートしてもらえて、活動が楽になります。
起業をして事業を安定して進んでいくためには、あなた自身、家族の生活自体が安定していることがとても重要となってきます。安定した生活というとどうしても資金=お金となりますが、人間関係も重要なんです。周りのサポートがあり、精神的に落ち着いて少しでも余裕がある状態で事業を運営することが大事です。そうすると、本当にやりたかった仕事のアイデアが形になり、良い方向に進みやすくなります。私自身、起業して心から思うことは「お金」と「人間関係」が大事。起業とは、自分の夢を形にするとても素敵なことです。そのためには「心の余裕」をもって前進することが重要ですよ。(≧▽≦)
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美風 詩織
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